テクニカル分析を元にトレードをする以上
ローソク足というのは全ての分析の元になるので
かなり重要な存在になります
ローソク足のプライスアクションについても
今後色々と説明もしていこうと思いますが、
その前にローソク足を見る上でのイメージ
について固めておいたほうがより理解度が深まり、
テクニカル分析についても
一段階上の視点で考えれるかと思います
そこで今回お伝えしたい重要なことですが、
それは
ローソク足はチャートであり、
チャートはローソク足である
ということです
これがどういうことか?
もう少し詳しく解説します
まず、ローソク足、と言われると
どのようなイメージを持つでしょうか?
大陽線や大陰線、包み足やはらみ足、
ピンバー、など色々なものがあると思います
そして、これらを含めですが、
ローソク足というのは単体という風に考えている人も
多いのでは無いでしょうか
では次にチャート、と言われると
ローソク足の集合体=複数体で
考える人は多いと思います
もちろんこれが間違いという訳では無いです
しかししっかりイメージとして持っておいてもらいたいのが、
ローソク足1本の中にはチャートが存在していて
またチャートを一つに凝縮したものがローソク足である、
ということです
これもいわゆるフラクタル構造と同じですが、
例えば今が1時間足チャートであれば
ローソク足1本の中には1分足の60本分の
チャートが詰め込まれているということになります
では日足ではどうか、と言えば
ローソク足1本の中には1分足1440本分の
チャートが詰め込まれているということになります
今自分が見ているのはたった1本のローソク足でも、
そこには数十本、数百本、もっと言えば数千本の
ローソク足が詰まっているということです
これだけの情報量が
たった1本のローソク足の中には
存在しています
つまり
プライスアクション=チャートパターン、ですし、
ローソク足1つの中にもローソク足が複数存在するし
それはチャートが存在するということです
このイメージはプライスアクションを
より理解していく上でとても大切になってきます
ただ単にこのプライスアクション、
ローソク足が出たからこうなる、というような
教科書的に覚えるのではなく、
なぜそのローソク足が意識されるのかというのも
この考えを元にしっかりと理解して
使えるようになることで
よりチャート分析が向上してくるかと思います
▼次にCHECK
『ローソク足はその足がどのように出来上がったかによって変わる』